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三井接骨院

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三井 弘 院長
インタビュー
三井 弘 院長 ミツイ ヒロシ
HIROSHI MITUI
三井接骨院
生年月日:1957年2月7日
出身地:東京都
血液型:B型
趣味・特技:ゴルフ
好きな読み物:新聞
好きな映画:若大将シリーズ
好きな言葉・座右の銘:一日一日を楽しく
好きな音楽・アーティスト:サザンオールスターズなど全般的に好き
好きな場所:治療室
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■この道を志したきっかけをお聞かせください。
私には15歳違いの兄がおりまして、その兄に勧められたのがきっかけです。そうはいうものの、最初は嫌で嫌で仕方がなかったんですが(笑)。
元々、私は新聞記者になりたかったんです。政治や経済が好きでしたから、その道に進んでみたいなぁと漠然と思っていました。ですが、兄の強い勧めで接骨院へ見習いに行くことになりまして、やっているうちに人を治すという職が楽しくなり、この道に進んで現在に至ります。
当時は時代も時代でしたから、手に職をつけた方がいいだろうという、弟への兄の思いだったんでしょうね。確かに最初は接骨院だなんて何が何だか分からなくて嫌でしたが、今となっては新聞記者を目指していてもなれたかどうか分かりませんし、きっかけを与えてくれた兄に、本当に感謝しているんですよ。

三井 弘 院長 三井 弘 院長

■小岩に開業するに至った経緯をお聞かせ下さい。
19歳のときに接骨院へ見習いに行き、夜は夜間の専門学校に通いながら柔道整復師の資格を取りました。
資格を取った後もその接骨院にはしばらくお世話になりましたが、23歳のときに地元であった足立区で開業しました。
足立区では13年開いていましたが、足立区は接骨院が多い地域でしたので、知り合いの勧めもあり、江東区(砂町銀座)に移転しました。それが36歳のときですね。江東区では16年間を過ごしましたが、今年の3月に閉院し、小岩に移ってきました。こちらは6月14日(2010年)にオープンしたばかりですので、まだまだこれからですが、トータル30年の開院歴があります。

■院長が考える最近の接骨院と、院長自身がこだわっていることについて教えて下さい。
三井 弘 院長最近の接骨院はマッサージ屋になっていないか?と感じることが多々あります。もちろん、時代の需要もあるのでしょうが、私は「マッサージ屋じゃない」という気持ちでやっています。

技術一つ取ってもそうなんですが、例えば「包帯の巻き方」。
私は、「包帯にも心がある」と思っています。無理に包帯を曲げようとしても、包帯の行きたい方向に巻いてあげないと、ずれて行ってしまうんですよ。行きたい方向と言うのは包帯の編目、織目の方向なんですが、素人の人は包帯を巻くときによじれても、自分の好きな方向に動かしてしまうものなんです。結果的に包帯の行きたい方向を無視してしまうので、せっかく巻いても後でずれてしまうし、緩んでしまうんですね。
一度洗った包帯と、新品で糊の利いている包帯でもその違いは出るし、綿包帯か、伸縮包帯かでも巻き方の違いや、巻くときの力加減が違うんですよ。
私が見てきた限りでは、それが分からない人が多い気がします。マッサージ屋になってしまって包帯を巻く機会が少ないのかなぁ、とも思っています。

あとは「骨接ぎの技術」ですね。
今の先生方の中では、骨折の際に固定が出来て、綿包帯が巻ける先生は少ないのではないでしょうか。昔だったら厚紙を切って固定するのは当たり前だったのですが、今は厚紙を置いている接骨院自体を見ないと思いますよ。
私はレントゲンを見なくても、骨折した局所はわかるし、治す自信もあります。うちでは骨折の場合は東大式副子(とうだいしきふくし)という、鉄製の固定器具を使用して固定するのですが、これもあまり見かけないかもしれませんね。病院で治療した場合はよくギプスを使われますが、ギプスだと怪我の経過がみられません。ですが、この服子を使うことで怪我の状態、経過がわかり、より適切な治療が出来るんです。
今の先生は「骨折」となると、直ぐに他の病院に回してしまうようですね。患者さん自身も骨折すれば整形外科へという考えになってきているのかもしれませんが、「骨接ぎ」の技術が廃れてきているのは残念な気がします。本来の接骨院ならではの技術というものを、もっと大切にしていきたいですね。

■院長が患者さんに知って欲しいこと、伝えたいことを教えて下さい。
当院にいらっしゃる患者さんにターゲットはありません。ただ、何かに困って来院してくださったのなら、私が出来る範囲のことを、技術や知識を活かして精一杯向き合いたいですね。
その上で、病院に行くべきだと思えば正直にお伝えして、病院を勧めます。
今の先生は患者さんが「膝が痛い」とか「腫れてしまった」なんていえば、それだけで全部引き受けてしまおうと思います。でも、患者さんが来たら、そのまま全部受けることが、患者さんのためではないと思うんです。
例えば患者さんが「膝が痛い」と言ってきたとしますよね。私だったら、そこで患者さんに内科的疾患があるか、糖尿病などの病気の有無も必ず聞きますし、痛みの原因の追究をします。ただ、患者さんの言うことだけを聞いて、「じゃ、電気をかけましょう」、「マッサージをしましょう」は、本来の治療のあり方ではありません。
仮に「痛風」や「糖尿病」から来る痛みだったら、接骨院で出来る範囲を超えている場合もあります。接骨院で出来ることをわきまえなくては、場合によっては取り返しのつかないことになるんですよ。
カウンセリングをしっかりして、症状と原因の見極めが出来る接骨院でなくてはならないと思います。と、同時に患者さんには、自分の痛い場所や痛みの原因と思われる事柄をちゃんと説明できるようにして欲しいですね。自己判断で決めつけずに、何でも話して下さい。根本的な痛みの原因を理解することが、治療に一番役立つのですからね。

■最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。
私は患者さんを選びません。自分が治せる範囲ならば精一杯尽くしますし、努力します。
当院に来院された患者さんには、少しでも楽になって帰って欲しいですから、自分が患者の立場になったつもりで、どんな先生に診て欲しいのか、どんな先生なら安心できるのかを常に意識して施術にあたっています。
この小岩地域に染まるには、まだオープン(2010年6月14日)したてということで時間がかかるでしょうが、一日一日を努力して過ごし、一人ひとりの患者さんと信頼関係を築いていきたいですね。そしてその患者さんたちが、口コミで三井接骨院を広めてくださればいいなと思っています。今回の開院にあたっては、広告、チラシの類は一切していないんです。口コミで存在を知っていただく方が、患者さんの信頼を頂けるのではないかと思っていますから。
必要であればもちろんマッサージもしますが、ただのマッサージ屋ではない、接骨院本来の姿をした接骨院として、地域の皆さんに愛される接骨院になりたいと思います。

※上記記事は2010.7に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

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