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村上 健 院長
ムラカミ ケン
KEN MURAKAMI |
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村上医院 |
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出身地:千葉県 |
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出身大学:東海大学医学部 |
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趣味:釣り、魚河岸巡り、ゴルフ |
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■開業から半世紀以上、地域に根ざした医療機関の2代目として |
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『村上医院』のルーツは、私の父が1963年(昭和38年)に小岩に村上診療所を開設し、その関連施設として1968(昭和43)年に開設した『村上病院』にあります。平成26年までは現在の建物の2階部分が病棟になっていました。私は子どもの頃から庭の草むしりをしたり、病院の電話番の手伝いをしており、精神科医療が生活の一部になっていました。両親から「医師になりなさい」と言われたことはありませんが、高校卒業後は自然に医学部に進学しました。 |
■江戸川区民の健康を支える地域密着型の精神科クリニック |
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精神科の医師として大学病院や関連病院で経験を積み、こちらに戻ってきたのは医師10年目になる35歳の頃だったでしょうか。2014年に病棟を閉鎖し、現在の『村上医院』として新たなスタートを切りました。当院は地域密着型の診療を行っていることが特徴です。年齢、性別、お悩みの種類にかかわらず、それぞれの患者さんが心身の健康を取り戻せるように、患者さんのサポーターとして関わらせていただけたらと考えています。江戸川区民の皆さまにとって「アクセスのよい精神科クリニック」でありたいと考えています。クリニックの場所は最寄り駅(篠崎駅)からアクセスがよいとは言えませんが、敷地内には駐車場を完備しておりますので、心身の不調を放置せずにご相談いただければと思います。 |
■年齢・性別を問わず幅広い世代の心に寄り添う |
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来院される患者さんの年齢層は、就学前のお子さんから100歳近くになるご高齢の方まで、特に制限を設けてりません。ご家族で通われているケースも珍しくありません。ご高齢の方の認知症であったり、「うつ」をご相談いただくことがあったり、最近では思春期の頃の悩みをご相談いただくことが多い印象があります。小学生くらいのお子さんは自分の気持ちをうまく言葉にできないこともありますから、お子さんの様子などから状況を「察する」ことが大事になります。またご高齢の患者さんの場合は、大きな声でゆっくりお話ししたり、ジェスチャーを交えたりしながら、しっかりとコミュニケーションをとるようにしています。治療の主役は患者さんであり、私たちはあくまでもサポーターですから、患者さんが治療のゴールを迎えられるようにスタッフ全員で支えていきたいと考えています。 |
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■精神科医&臨床心理士が連携し、オーダーメイドの治療を提供 |
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当院では私をはじめとした複数の精神科医、臨床心理士が在籍し、お薬による治療(薬物療法)やカウンセリング(心理療法)など個々の患者さんに適した治療をご提案しています。薬物療法については「ずっと薬を飲み続けなければならないのか」「何らかの副作用が出るのではないか」などの理由から、お薬の使用をためらう方も少なくなりません。しかし実際にお薬を使ってみると症状が改善し、「もっと早く使えばよかった」と喜んでいただけることも多々あります。特にお子さんの場合は症状がみるみる良くなり、後になって「元気に学校に行っているらしい」と聞くこともしばしばです。世間的に薬物療法に対するネガティブな情報が多過ぎると感じます。 |
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■これから受診される患者さんへ |
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患者さんはそれぞれ年齢や生活環境が異なり、たとえ同じ病気であっても目指すべき治療のゴールが違ってきます。心の問題は、お薬でよくなる場合もあれば、長い時間をかけて向き合っていく必要のあるものもあります。私たちは患者さんの背景にあるものを踏まえたうえで、お一人お一人に合った支援を行いたいと考えています。当院では特に年齢制限を設けず、子ども、大人、ご高齢の患者さんを幅広く受け入れ、より早期に適切な医療を提供できればと考えています。スタッフは子育て経験者も多いので「子どもが騒ぐから」などと遠慮なさらず、足を運んでいただければと思います。
※上記記事は2025年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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