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はら耳鼻咽喉科

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原 誠 院長 & 原 聡 副院長
インタビュー
原 誠 院長 & 原 聡 副院長 ハラ マコト&ハラ サトシ
MAKOTO HARA & SATOSHI HARA
はら耳鼻咽喉科
出身地:[院長・副院長]東京都
出身大学:[院長]東京大学[副院長]順天堂大学
趣味:[院長]オーディオ[副院長]スノーボード、料理、ドライブ
好きなこと:[院長]城郭めぐり、昭和歌謡[副院長]旅行
好きな場所・観光地:[院長]松山城(島根県)[副院長]世界遺産、雪山
好きな言葉:[院長]「努力」[副院長]「常にポジティブに」
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■自分に合った医療を見極め、「地域へ」という選択
【原 誠 院長】
若い頃は数学の教師を目指していました。理系科目は好きでしたが、次第に「努力を積み重ねた分だけ結果につながる世界で生きたい」と考えるようになり、医学の道を選びました。医学部卒業後、進路を決める際にご縁があったのが耳鼻咽喉科です。診断から治療、手術まで幅広く関われる点に魅力を感じ、この分野に進みました。
大学病院での研鑽、海外留学、総合病院での診療経験を重ねる中で、耳の病気を立体的に捉える視点が身につきました。その後、地元・葛西で地域医療に貢献したいという思いが強まり、限られた環境から診療をスタートしました。患者さんが少しずつ増え、より多くの方を診るために現在の場所へ移転し、今日に至ります。

【原 聡 副院長】
父の背中は、意識しないようにしていても、常に目に入っていました。診療所でのやり取りや、患者さんから感謝される姿は、自然と心に残っていたと思います。理系分野の中で自分の力を活かせる道として医学部進学を選んだわけですが、のちに耳鼻咽喉科を選んだことも含め、今考えると父の影響を色濃く受けていた、と言えるでしょうね(笑)。

研修を通じて耳鼻咽喉科に触れ、細かい手技や手術の世界に強く惹かれました。自分の手で改善を実感できることに、医師としてのやりがいを感じています。現在も大学病院に勤務しながら、父とともにクリニックで診療にあたっています。

原 誠 院長 & 原 聡 副院長 原 誠 院長 & 原 聡 副院長

■まずは、安心してもらうことから始める診療
【原 誠 院長】
診療で私が一番大切にしているのは、まず話をよく聞くこと、そして優しく声をかけることです。特にお子さんの場合、最初の印象でその後の耳鼻科へ関わり方が大きく変わってしまいます。最初から怖い顔をしたり、強い対応をしたりすると、それだけで耳鼻科が「怖い場所」になってしまう。だから私は、できるだけ柔らかく、落ち着いた雰囲気で接するようにしています。
診察中に暴れてしまうお子さんもいますが、無理に押さえつけるのではなく、なだめながら、少しずつ慣れてもらうことを心がけています。「ふわっと、優しく」。そうやって接していると、回数を重ねるうちに痛みを感じにくくなり、泣かずに受診できるようになる子も少なくありません。

そして親御さんへの説明も大切です。ただ、どれだけ丁寧に説明しても、すべてがその場で伝わるとは限りません。だからこそ、必要であれば何度でも繰り返してお話しする。それが医療者としての責任だと思っています。

【原 聡 副院長】
診療で意識しているのは、患者さんや親御さんと「同じ認識を持った状態」で治療を進めることです。特に初診の方は、分からなくてもつい頷いてしまうことがあります。患者さんが理解されていなければ、それは説明していないのと同じです。だからこそ、できるだけ噛み砕いて、何が起こるのかを具体的に伝えるようにしています。
診察前には、たとえ小さなお子さんでも、「これから何をするのか」「少し音がするけど大丈夫だよ」ときちんと説明します。決して嘘はつかない。その代わり、頑張った先にある安心や達成感を一緒に共有する。そうして少しずつ信頼関係を築いていくことで、より良い診療ができると考えています。

■子どもの中耳炎から大人の難聴・めまいまで、幅広く質の高い診療を
原 誠 院長 & 原 聡 副院長【原 聡 副院長】
葛西という地域柄、当院にはお子さんの患者さんが非常に多く来院されます。鼻水や咳、発熱といった風邪症状から、中耳炎、副鼻腔炎まで、日常的な耳鼻咽喉科疾患が中心です。
中でも特徴的なのが、中耳炎の診療です。特に滲出性中耳炎は、痛みが少ないため見逃されやすく、難聴だけが進行してしまうこともあります。声をかけても反応が鈍く、「聞いていないのでは」と心配されて受診されるケースも少なくありません。当院では、状態を正確に評価したうえで、必要な場合には鼓膜チューブ留置術を日帰りで行っています。本来であれば入院が必要になるケースでも、クリニックで対応できる体制を整えている点は当院の大きな特徴です。実際に小児科や他の耳鼻科からの紹介で来院される方も増えています。

一方で、平日午前中にはご高齢の方の来院も多く、難聴やめまい、慢性的な耳鳴りなど、長期的な経過観察が必要な症状にも対応しています。生活背景を踏まえながら、無理のない治療を一緒に考えていくことを大切にしています。

■診断から治療、その先まで責任を持つ
【原 誠 院長】
クリニックの役割として最も重要なのは、重い病気を見逃さないことだと考えています。そのために必要な検査を適切なタイミングで行い、少しでも疑いがあれば速やかに次の医療につなぐ。その判断を誤らないことを大切にしています。

【原 聡 副院長】
当院ではCT検査を導入し、副鼻腔炎や鼻の病変を正確に評価したうえで治療方針を決定しています。花粉症や鼻出血に対するレーザー治療も行っており、薬が使いづらい妊娠中の方などにも選択肢を提示できます。

また、院内で完結できない治療については、私自身が大学病院で手術を担当し、術後は再び当院でフォローする体制を取っています。同じ医師が診断から手術、その後の経過まで関われることは、患者さんにとって大きな安心につながると感じています。
「紹介して終わり」ではなく、一連の流れを責任を持って診続ける。それが当院の診療スタイルです。

■これから受診される患者さんへ
【原 誠 院長】
私たちが一番大切にしているのは、地域のニーズをきちんと満たし、安心して通っていただける医療であることです。かつては一人で長時間の診療を続けていた時期もありましたが、それは多くの患者さんに応えたい一心からでした。今は医師やスタッフの体制も整い、それぞれが無理なく力を発揮しながら、より安定した医療を提供できる環境が整ってきたと感じています。医療は人が支えるものですから、働く側が健康であることも、結果的に患者さんのためになると考えています。
地域の方々が「困ったときにまず相談できる場所」であること。その信念はこれからも変わることはありません。

【原 聡 副院長】
今後についても、できるだけクリニックの中で完結できる医療を増やしながら、必要な場合には速やかに高度医療につなげる、その両立を大切にしていきたいと考えています。診断から治療、その後まで一貫して支えられる体制を維持していきたいですね。

耳鼻咽喉科の症状は、日常生活の質に直結するものが多く、我慢してしまう方も少なくありません。小さな違和感でも、気になることがあればお気軽にご相談ください。これからも、地域の中で長く寄り添えるクリニックであり続けたいと思っています。

※上記記事は2025年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

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