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小松川医院

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田崎 ゆき 院長
インタビュー
田崎 ゆき 院長 タサキ ユキ
YUKI TASAKI
小松川医院
生年月日:1953年10月28日
出身地:東京都
血液型:A型
趣味・特技:手話
好きな作家:司馬遼太郎、清水義範、恩田陸
好きな映画:風の谷のナウシカ、天空の城ラピュタ(宮崎アニメ)、東京タワー、三丁目の夕日
好きな言葉・座右の銘:『迷った時には立ち止まらず、とにかく進む。進めば道は出来る』
好きな音楽:モーツァルト第40番
好きな場所・観光地:京都
小松川医院詳細情報はこちら
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■この道を志したきっかけをお聞かせください。
医者の家に生まれ、幼い頃から、大きくなったら自分も医師になるものだと自然に思っていたようです。周囲もまたそのように思っていましたし。ただ、中学・高校の頃は歴史が好きで考古学者になりたいと思ったり、獣医師になりたいと思った時期もあり、実際いろいろ資料を集めたりもしました。

でもやはり、地域に根付いた患者思いの父の姿を見て、医師になることを決意。医学部へ進学しました。卒業後、どの科を選択するかについては、小児科と共に精神科にもかなり関心がありました。が、結局は父と同じ小児科医の道を進むことにしました。ただ、最近の社会状況からメンタルな部分も必要と思い、“子どもの心の相談医”にもなりました。日常診療の中で親御さんの相談を受けたり、必要に応じて専門医へご紹介するなどしています。

田崎 ゆき 院長 田崎 ゆき 院長

■こちらで働くことになりました経緯をお聞かせください。
大学卒業後は、日本医科大学小児科教室での研修後、日本通運東京病院(現在の小石川東京病院)の小児科に10数年間勤務。その後、少子化の煽りで小児科が閉鎖されたため、保健部に異動。健康診断や人間ドックの診察、説明指導を担当しました。成人の方の診察はその時が初めてだったんですけれどね(笑)。開業するには良い経験だったと思っています。父は小児科・内科で開業していましたから。

いずれは父の医院で父の仕事を手伝いながらいろいろ習って…と思っていたところ、術前検査のために入院していた父が急に亡くなりました。医院を存続させねばとの思い、周囲からの声。と言って医院継承するには即座に勤務医をやめる必要があり、また何ひとつ父から引継ぎもない状態でしたから、とても悩みました。

でも、患者さん達から医院継続を願う声がとても大きかったのですね。医院再開までの準備期間(1ヶ月前後)は医院を開けなかったため、患者さんの中には父が処方した薬を飲み延ばし(1日2回の薬を1日1回にするとか)していた方も多かったと聞きます。そうした患者さんたちの強いご要望に応え、父の思い出が詰まったこの医院を継承、開業を始めました。その蔭には、長年父の元で働いていた有能なスタッフの支えと、患者さんを始めたくさんの方々の支えがあったからこそだと思っています。

■手話を取り入れた診察を始めたきっかけや、活動などをお聞かせください。
田崎 ゆき 院長当院を継承してすぐの頃、耳の聞こえないお母さんが、小学生の聞こえるお子さんと来院されました。そのお子さんは自然に手話を身につけていて、私と母親の通訳を担当してくれていたのです。ところが、そのお子さんが成長すると来なくなってしまった。となると、その女性と私のコミュニケーション手段は筆談だけなんですが、これがままならない。今なら判るんですが、私が間違った筆談の仕方をしていたんです。歯がゆい思いと同時に、コミュニケーションがとれないことに申し訳なさを感じました。ごめんなさい、もし私が手話が出来たら…と思った、それがきっかけです。

手話は本当に奥深く、学べば学ぶほど判らないことが増えてきます。
それは手話が1つの言語だからなんですね。よく訊かれるんですが、手話は世界共通ではありません。英語、フランス語、日本語などがあると同じように、それぞれの国にそれぞれの手話があります。日本の中でも地域などにより違いがあります。日本語で言う方言のようなものに近い感じでしょうか。また、年齢によっても違いがあるのは、日本語も同じですよね。

そうした手話は、ろう者独自の手話で日本手話と呼ばれます。一方、日本語の通りに口を動かしながら手を動かすのは日本語対応手話とか手指日本語とか呼ばれています。難聴者・中途失聴者はこちらを使うことが多いようです。で、対応手話は講習会で習いましたが、やはり日本手話の必要性も痛感したもので、今は週に数回、仕事が終わってから日本手話を学んでいます。まだまだ先は長いですね。

手話を始めたばかりの頃、保健所であるお母さんに手話で簡単な質問をしたところ、「この先生は手話が出来る」と思われたんでしょうね。目を輝かせてどーっと手話を繰り出されても読めません、その頃の私は(汗)。ロクに手も動かせませんし。大慌てで「手話、始めたばかり、まだまだ下手(汗)」と手を動かし、その後は口の形を読みとって貰ったり指文字を使ったり絵を描いたり、果ては身ぶりも入れてのコミュニケーション…今思い出しても冷や汗が出ます(笑)。

現在は、保健所での赤ちゃん健診時、聞こえないお母さんがいらした時には私が手話で対応しています。また、全国手話通訳問題研究会という団体の東京支部医療班に所属。3月3日(耳の日)前後に開催される東聴連のイベントで、手話の出来る何人かの医師と共に手話で医療相談をしています。また、聴障・医ネットという会の会員にもなっています。http://homepage3.nifty.com/deaf-med-net/
地域の登録手話通訳者にもなりましたが、やはり忙しくて全く活動が出来なかったため、更新はせず、登録名簿から抹消して貰いました。少しずつでも、医療関係者だからこそ出来ることをしていけたらと思っています。もちろん地域の聞こえない方がいらした時に、手話で対応したいという当初の目的はずっと持っています。そのためにも、もっともっと学ばねばと思っています。死ぬまで学習、目指せ、伝わる手話…ですね(笑)。

■院長先生の休日の過ごし方や幼少時期のお話をお聞かせください。
休日と言っても、医療に関する勉強会はありますし、手話関係の勉強会やイベントもあるので、なかなかプライベートな時間を作ることは出来ないですね(笑)。時々、プロの役者になっている息子の舞台を観に行ったりします。最近では『ファントム』や『ミス・サイゴン』などのミュージカルに出演しています。高校受験直前に、演劇の学校から「写真選考通過、オーディションは○月○日」という葉書が来た時には仰天しました(笑)。ええ、親に黙って応募していたんです(笑)。ま、親とは違う道ですが、彼の人生ですし…自分で決め自分で頑張っている彼の人生、今は応援+見守っています。

私の子供時代ですが…ひと口で言えばすごく人見知りで人付き合いが苦手な、おとなしい子でしたね。とにかく本が好きで、小学校の友達が家に遊びに来ても、庭で遊んでいるのは友達だけ。私は部屋の隅で本を読んでいる…そんな子でした。人と話すことは、相手が誰であれ(同年代の子どもでも)本当に苦手でした。医師になりたての頃、外来に来るお子さんにどう接していいか判らなかったこともありました。あやす、ということが出来なかったんです。

それが、外来経験を積み、更に自分自身の出産・育児を通して少しずつ変わって来たと思います。また、手話と出会ったこともありますね。伝えたい、伝わりたいと思う気持ち、コミュニケーションの大切さを肌で感じると共に、表情なども身についたように思います。

■最後にうれしく感じる時や、患者様へのメッセージをお願いします。
具合が悪くてぐったりしていたお子さんが、次の日には元気に走り回っているのを見るのは、やはり嬉しいですね。初めての子育てでおろおろしていたお母さんが、少しずつ落ち着き、自信を持って子育てされる姿も同じです。少しでもサポート出来たのかな、と嬉しくなります。

当院は内科も標榜していますが、ベースは小児科です。育児について最近のお母さん方が困ってらっしゃるのは、近くに相談出来る相手がいないこと。核家族化が言われて久しいですからね。その反面、インターネットやマスコミなどで情報過多になっていること。多すぎて、どれを選択していいか判らなくなってしまうんですね。
そんな時は、1人で思い悩んでいないで、とにかく相談に来て下さればと思っています。

予防接種の相談でも育児の悩みでもちょっとした疑問でもOKです。お子さんが育って学校に行くようになれば、乳幼児期とはまた違った悩みも出て来ます。全てを解決することは難しいと思いますが、少しずつ、1つずつでも解決策を共に考えられればと思います。また、親と子の間、学校や友人間など、お子さん自身が悩んだ時もそうですね。

小さい頃からかかっている地元の診療所だから出来ることもあると思っています。それは、聞こえる方も聞こえない方も、です。そしてもちろんそのために、常に新しい知識や情報を得て、診療にあたれるよう、日々心がけています。

※上記記事は2009.3に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

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